-
わたしの かわいい はどこから来たのか 〜かわいい源泉掘りおこし〜
¥1,500
2022年5月に高円寺ストロベリー・スーパーソニックにて開催した同タイトル展覧会記録にテキストを加筆&再構成、書き下ろしイラストも追加で源泉濃厚になりました! 物心ついた時からずっと好きだった「かわいい女の子」。その源泉はどこにあるのか?自分の中を掘り起こす旅。 A5判 / 42P / 全カラー デザイン・アートディレクション:小田富美子
-
【合同誌】しましまグラデーション-ジェンダーとセクシャリティについての、個人的なおしゃべり-
¥1,650
◆松村早希子責任編集 男女のボーダー=しましまに見えてる性別も、よーく目を凝らして見ると実はグラデーションなんじゃない? 私たちが今感じる「ジェンダーとセクシャリティ」をテーマに、友だちとおしゃべりするように綴った合同誌。 私がこれまでの人生で出会ってきた、その生き方と作品を敬愛する方々、このテーマについて自由に書いてほしいと思う皆さまにご参加いただき完成しました。 B5判 / 46P / 全カラー ◆参加 青柳麻美 (HORA AUDIO) Are you me あゆみ (限界シングルマザー) 出雲にっき (ひだりききクラブ) 池田智 (ライター) 小田富美子 (コラージュアーティスト) 上岡磨奈 (社会学研究者) 黒井ひとみ (ストリッパー) シマダマユミ (TRASH-UP!!代表) すずめ園 (ひだりききクラブ) わかすぎ雨魚 (画家) (敬称略、五十音順) ◆デザイン 圓羽山圓 (蛍光資料) *** (『はじめに』より) ずっと女の子の顔を絵に描いて、女性アイドルの現場に通い、かわいい子大好き!と言ってばかりいたので、私は度々「(女の子が好きなら)レズビアンなのか」と尋ねられ、「いや、そうじゃないんだけど…」と答えてきました。その「…」とは何なのか、考え続けています。 5年前に現行の婚姻制度に則って夫と結婚してから、《奥さん/お嫁さん》と呼ばれ、社会の中で歴然と《異性愛者の女》として扱われることが多くなりました。 また、自分自身は性別違和はなく、既存のカテゴリーにおいてはシスジェンダー/ヘテロセクシャル女性です。 しかし、実際の性別は男女2種類にくっきりと分かれるのではなく、グラデーション状であると幼い頃から感じており、その違和感をきちんと形にしてみようと、この合同誌を企画しました。 しましま模様の猫は、その毛の一本一本が縞模様になっていて、夥しい数の縞々が集まり一匹の体の模様を形成しています。 男女のボーダーでできているように見えるこの社会における性別の概念も、一人ひとりを深く見つめると、その一人の中でも性自認を超えてグラデーションになっているのではないか。 たった一本の猫の毛を見つめるようにして、自分の中の性別という縞々を見つめなおしたい、という意志をこのタイトルに込めました。 普段から色々なものごとについてお喋りしている友達や、敬愛するアーティスト・パフォーマーの方々のお力を借りて、自分1人では行けない場所まで行ってみたい、この方々ならきっとそこまで連れて行ってくれるという希望と、自分が見たいものを作りたい!という欲望のもと、寄稿者の皆様にお声がけしました。 《自分もしくは「推し」のジェンダーとセクシャリティについて》 という、本来なら長時間かけてオファーすべきテーマを突然に問いかけた私に、2022年の今この瞬間に思うこと・感じていることを瞬発力でガツンと撃ち返してくださった皆様に、感謝いたします! また、このテーマを考えるきっかけをくれた一冊 『アイドルについて葛藤しながら考えてみた』(青弓社/2022年) 編著者、上岡磨奈さんに、多大なるご協力・ご助言を頂きました。 性別についてオープンにするべき・オープンにするほうがよい、という意図は全くありません。 ただ話したいことを話したい時に、話したい人と語り合える世の中であってほしいと願っています。 2022年 秋の日に 松村早希子
-
【作品集】「愛のひきだし、みえないお菓子」【画集】
¥2,750
呼吸のように、速記のように、“女性/女の子”を描き続ける松村早希子。20年分のキャンバス、鉛筆画、メディア原稿、ZINEからの初自選集。 *** 全84ページフルカラーの作品集です。すべすべした手触りに、裏表紙は猫の肉球ピンク色。版元の蛍光資料さんご尽力のお陰で、宝物のような一冊になりました。 B5判 / ハードカバー / 84P 全カラー 刊行:蛍光資料 ※書店取扱に先駆けBASEにて先行オンライン販売 ★おまけペーパー(追記文)付き ★サインあり *** (まえがきより) 美大生時代はバイト先の古道具屋の一室、卒業後に借りた小さな小さなアトリエ、そこを引き払って移り住んだ先の屋根裏部屋の奥のほう、愛のひきだしにしまいこんでいたお菓子は、みえなくてもずっと心の中に在りました。 この約20年自分が描いてきた絵を振り返って、気づいたことがあります。 目醒めと同時に忘れていく夢、波が引く時の足元の砂、花の蕾がひらく瞬間のパチンという音、紅茶に浮かぶレモンにかけた砂糖の味。 そんなすぐに消えてしまう儚い物々、捉えたいと思った瞬間からもう失っている影を、じたばたぐるぐる追いかけ続けて、未だその切れっ端すらも掴めていないのです。 奈良さん、宇野さん、エリザベス・ペイトン、リタ・アッカーマンに憧れ焦がれても、そんなドデカい「本物」には、ぜんぜん成れませんでした。 軽くてふわふわして少し体に悪いお菓子が貼り重ねられた、重厚さも批評性も歴史性も持たない、ただひたすら甘いだけのうわべ。 「一冊の本」という目に見える物理的な厚みを得た時、甘さ以外の味が立ち現れるのでしょうか。 2021年 秋の終わりに 松村早希子
-
【 ZINE】I♡(love)IDOL vol.3〜アイドルとフェミニズム〜
¥500
ZINE I♡(love)IDOL vol.3 〜アイドルとフェミニズム〜 2019.12.8.発行/本文19ページ 変形A5サイズ/コラム アイドルについて絵と文で綴るZINE「I♡(love)IDOL」シリーズ3作目、今回のテーマは「アイドルとフェミニズム」です。 女性アイドルのライブ現場に足を運ぶようになって約7年、メディアの中の女性アイドルを愛するようになってから数十年(もはや思い出せない)。 フェミニズムがじわじわと盛り上がる今この時に、「女性アイドルを愛する」ということについてフェミニズム的視点で考えたいと思い、このテーマを選びました。 壮大なテーマですが、自分の生来の軽薄さが出て、何ともゆるい茶飲み話的な全19ページになりました。 お茶の時間のお供に、つるっと読んでいただけたら幸いです。 レトロ印刷様のお力で、表紙と裏表紙は光に当たるとキラキラするツヤ加工、とっても綺麗で気に入っています。 是非、お手に取ってご覧ください。 ★大きさ:190×138cm (A5よりひと回り小さいサイズです) ★大きさ比較のため、写真2枚目と3枚目で隣にマッチ箱を置いています。
-
【 ZINE】 I♡(love)IDOL vol.1
¥500
ZINE I♡(love)IDOL vol.1 2013.2.1.刊行/本文34ページ/変形B 2013年に、生まれて初めて作ったZINE。 世間にアイドルとして認識されているかどうかに関わらず、「自分にとってのアイドル」をテーマに好きな人(と猫)について好きなように絵と文章で綴りました。 ★掲載アイドル 蒼波純/アキ&ユイ(あまちゃん)/佐藤江梨子/椎名林檎/しまこ(猫)/私立恵比寿中学と鈴木裕乃/トモコDEATH/ドラマ「マジすか学園」と前田敦子/仲村みう/早見あかりとももいろクローバーZ/宮﨑あおい/ライムベリー/D【di:】(五十音順・敬称略) ★大きさ:190×138cm (A5よりひと回り小さいサイズです)
-
【 ZINE】 I♡(love)IDOL vol.2 〜東京アイドル標本箱・編〜
¥1,000
ZINE I♡(love)IDOL vol.2 〜東京アイドル標本箱・編〜 2017.6.23.刊行/本文20ページ/変形A4サイズ 標本箱に収めていつまでも眺めていたくても、決して収まることのない 生きているアイドルたちの美しい姿。 激動の2010年代インディーアイドル界を切り取った、 雑誌「TRASH-UP!!」にて連載中のコラム「東京アイドル標本箱」。 その第1回から第8回までをまとめたページに加え、登場したアイドルたちのその後の姿を描き下ろしました。 表紙は富士山ご当地アイドル・3776の井出ちよのちゃんです。 ★掲載アイドル ・ゆるめるモ!・usa☆usa少女倶楽部・です。ラビッツ(デスラビッツ) ・プリティ♡グッド ・Task have Fun ・ライムベリー ・amina/amiinA ・3776 他 ★大きさ:277×200cm(A4よりひと回り小さいサイズです) ★表紙と本文に和紙を使用しているため、商品によって紙に汚れが付いているように見えるものがありますが、不良品ではありません。
-
クリアファイル A4サイズ
¥500
A4サイズのクリアファイルです。 2020年作品「必要火急」と、愛猫しまこをスケッチしたドローイングの組み合わせ。 「必要火急」は、愛猫を人間の女の子の姿で描いています。